文献
J-GLOBAL ID:201602010667847527   整理番号:71A0372430

ゼラチンゲル内における電解質の挙動 I ゼラチンゲル内における塩酸,硝酸,硫酸およびしゅう酸の拡散定数

著者 (3件):
資料名:
巻: 91  号: 12  ページ: 1186-1187  発行年: 1970年 
JST資料番号: F0226A  CODEN: NPKZA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN) 
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ゼラチンゲル内における水素イオンの拡散状態を知るために屈折率法により,塩酸,硝酸,硫酸,およびしゅう酸の拡散定数Dgを測定した.拡散溶液の濃度Coを0.05,0.1,0.2,0.5N,温度をそれぞれ5,10,15,20°Cの場合に,logDg-1/Tは直線関係となり,それぞれの場合の活性化エネルギーが大差ないことを示した.0.05Nの場合の塩酸,硝酸,硫酸の盾性化エネルギーの平均は3.7kcal/mol,0.INの場合の平均は4.2kcal/molである.ゲル内のDgはC0に大きく依存するが,それぞれの酸のCoが0.1N,20°Cの場合の10%ゲル内のDgは水溶液の約1/10で他の中性塩に比較して小きいのは拡散前面で水素イオンの一部がセラチンのアミノ基に吸着されるためと思われる:参6

前のページに戻る