文献
J-GLOBAL ID:201602010710558755   整理番号:71A0383149

サイトウの突然変異系統(Chlorina)の特性についての遺伝学的ならびに生理学的研究 II 炭素代謝およびたんぱく合成

著者 (3件):
資料名:
号: 17  ページ: 20-30  発行年: 1971年 
JST資料番号: F0650A  ISSN: 0073-229X  CODEN: HIROAO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Chlorinaとその原型の正常緑色のEver Green(EG)と比較検詞した.Chlorinaの光合成能は約10%低く,転流能力も低い.温度の上昇とともに呼吸量は増すが,60~70%EGより多かった.同化した14Cの遊離アミノ酸への配分率が高く,でんぷんへの配分率は低かった.遊離アミノ酸がEGに対し約3倍含み,たんぽく構成のアミノ酸は約80%で,それらの組成割合にも差異が認められた.ただし,遊離アミノ酸組成割合の高いのはアラニンとセリンで,たんぱく構成アミノ酸ではロイシンが最高,シスチンが最低であるのは両者に共通であった.Chlorinaの生育不良は光合成能力の低下,葉身における呼吸量の増大,たんぱく合成の異常に起因していると考えられる:参12

前のページに戻る