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J-GLOBAL ID:201602010728284776   整理番号:65A0246603

木炭上の窒素複合体(II)塩化亜鉛,塩酸アンモニゥム,二酸化炭素で活性化されたセルロース木炭

著者 (1件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 119-124  発行年: 1964年 
JST資料番号: G0007A  ISSN: 0474-7844  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ZnClで活性化した炭素をNH4Cl溶液で処理後,あるいは未処理のまま,CO2流中(300~900°C)で再び活性化したものについて.1)表面積,2)塩基性度,3)I2およびベンゼンの吸着性,4)H2O2分解能について調べた結果,1)は活性の温度依存性はなく,NH4Cl処理炭素より未処理炭素の方がやや表面積が大である.塩基性度は300°から800°Cまで温度の上昇につれて増すが,一定温度ではNH4Cl処理炭素の方が塩基性が低い.I2とベンゼンの吸着量は全炭素でほとんど差がない.H2O2分解能はNH4Cl炭素の方が強く,温度300~800°Cの範囲で上昇と共に増す.すなわち,もっとも分解能の高い炭素は,大きい表面積をもつ炭素を,反応性窒素原子と酸素を含む活性化剤と適温で反応させて得られる.

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