抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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きゅう覚組織は鼻の最頂部にあり,呼吸の直接の通路からはずれている。大気中の有臭成分は渦流によってこの組織に到達する。組織中には,二極式の知覚細胞,実際の作用と知覚細胞との関連が未知の支持細胞がある。知覚細胞は長さ約60-100μ,太さ約5-10μ,先端2μである。きゅう覚組織の研究は,神経の電気的インパルスを記録する方法,光学および電子顕微鏡を用いる方法で行なわれており,近年は特に後者が広く用いられている。現在,きゅう覚組織は大気汚染物により,損傷を受けてはいないようである。きゅう覚細胞は亜硫酸亜鉛により破壊されるが,まもなく再生することが知られている;写図3