抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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メタンの放射線化学で重要ないくつかのイオン的過程を高圧質量分析器でしらべた。メタンの放射線化学では,メタンの圧力が0.5~8.5torr,の範囲でCH
+4+CH
4→CH
+5+CH
3およびCH
+3+CH
4→C
2H
+5+H
2の反応が主としておこりこのほかにC
3H
+5とかC
3H
+7が多少みとめられる。また,エネルギー移動を期待してXe,Kr,Ar,NeおよびHeなどの希ガス(0.1~1torr)(R)とCH
4(10
-4~6×10
-3torr)の混合系を照射したときにできるR
+,R
2+およびR
+2とCH
4との反応の速度定数もきめた。さらに,0.5~1torrのCH
4と10
-2~10
-3torrの炭化水素(C
2H
2,CH
3C≡CH,C
2H
4,C
2H
6,C
3H
8)との混合系の照射でできるCH
+5およびC
2H
+5と炭化水素との反応および炭化水素のかわりにO
2,N
2,NO,N
2O,CO,CO
2,H
2OおよびNH
3を添加した場合のCH
+5およびC
2H
+5との反応をしらべた(松井正夫)