抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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過渡時の変流器の動作に対する残留磁気の効果は大きい。現在保護装置の設計に際して採用している最高可能な残留磁気の値では,残留磁気発生後に一次巻線に流れる対称交流成分による消磁作用が考慮されていない。本文ではこの消磁の度合を定量的に求め,それから許容できる精度で残留磁気の設計値を決定しようとした。そのために鉄心中の磁束密度の瞬時値を周期および非周期成分に分解し,それぞれの成分について別々に残留磁気を計算し,後で和をとった。実験と計算の結果は満足しうる一致を示した。この方法によって低い残留磁気を設計に使えば,励磁電流を減らすことができる;写図5表1参12