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J-GLOBAL ID:201602010936847385   整理番号:69A0322840

高分子混合系の物性 II ポリ酢酸ビニル-ポリ硝酸ビニル混合系の相互溶解性

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巻: 26  号: 292  ページ: 529-535  発行年: 1969年 
JST資料番号: G0122A  ISSN: 0023-2556  CODEN: KOKAA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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ポリ酢酸ビニル-ポリ硝酸ビニル混合系のフィルム状試料の諸物性の測定を行ない,それらの組成依存性の結果から相互溶解性を検討.この系は相溶性が良好で,混合によってTg,およびTDmaxが上昇する.ディラトメトリーからもTgが上昇することを確認.従来相溶性のよいと考えられている系との比較から,この系が良好な相溶系であると結論.IRスペクトルの検討からも上述のことが推論される.転移点上昇の原因としては,-ONO2基と-OCOOCH3基間の立体構造的効果と両極性基間相互作用に帰因し,一種の相互溶解現象を呈しているものと推論:参16
引用文献 (17件):
  • 1) G. L. Slonimskii: J. Polymer Sci., 30, 625 (1958)
  • 2) 松尾正人, 上田明男, 近藤嘉男: 高化, 24, 285 (1967)
  • 3) 角谷勤, 糟谷胤一, 印南英敏, 大路利孝: 高化 23, 700 (1966)
  • 4) R. Buchdahl, L. E. Nielsen: J. Polymer Sci., 15, 1 (1955)
  • 5) 野原繁三: 高化, 12, 47 (1955)
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