抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ポリ酢酸ビニル-ポリ硝酸ビニル混合系のフィルム状試料の諸物性の測定を行ない,それらの組成依存性の結果から相互溶解性を検討.この系は相溶性が良好で,混合によってT
g,およびT
Dmaxが上昇する.ディラトメトリーからもT
gが上昇することを確認.従来相溶性のよいと考えられている系との比較から,この系が良好な相溶系であると結論.IRスペクトルの検討からも上述のことが推論される.転移点上昇の原因としては,-ONO
2基と-OCOOCH
3基間の立体構造的効果と両極性基間相互作用に帰因し,一種の相互溶解現象を呈しているものと推論:参16