抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ウサキ十二指腸粘膜の密度こう配遠心分離法によってミトコンドリアからの5-オキシトリプタミン(5-HT)貯蔵か粒の分離を試みた.5-HTとこはく酸デヒドロゲナーゼ(SDH)の最高濃度は20,000g,20分間沈降P2分画にみられた.ウログラフィン密度こう配遠心分離によってこの分画をさらに5つの細分画にわけた時,下層(分画DPとEP)に5-HTが高濃度であったが,SDHの多くは中間のCP分画にみられた.電顕的研究によるとEP分画には少数のオスミウム親和性5-HT貯蔵か粒と各程度の膨大と破裂を伴った多数のミトコンドリア構造が存在していた.したがってウログラフィン密度こう配は5-HT貯蔵か粒をミトコンドリアと分離するには不満足だが,5-HTの高濃度分画を得るためには満足のいく手段である:参14