抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
RFeO
3(R:Yおよび希土類)の格子定数,磁化の温度,磁場変化,メスバウア効果を測定した。極低温を除いてこれらは弱い強磁性を伴ったFe
3+による反強磁性体であり,希土類イオンは常磁性的である。希土類イオンによって格子定数が変り,T
Cはそれに対して単調に変る。磁気測定からFe副格子間の傾きの角は温度によらない。これ,および他の事実から,寄生強磁性の原因は各副格子の異方性の軸が異なるためではなく,非対称的な交換相互作用に起因するものと考えられる。副格子の磁化の温度変化はブリルアン関数にあわないが,これは分子場近似がよくないためと思われる