抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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塩酸ピロカルビン刺激により,前立せん分泌液を経尿道的に採取できる様に手術した雄成犬を用い,無担体Na
131Iを100μc/Kg静注し,
131Iの血清,尿,前立せん分泌液中への出現を井戸型シンチレーションカウンタにより計測した.成犬前立せん分泌液には血清濃度とほぼ同量の
131Iが出現し,その濃度の増減は血清濃度に比例していた.
131Iは前立せんにおいては血清よりも濃縮されることはなく,ただ前立せんを通過するだけであると考えられる.尿および前立せん分泌液中に
131Iが最高濃度に達するのは尿では
131I静注後5分,分泌液では15分であった.前立せん分泌液の量と
131I濃度との関係をみると,1ml当りでは,分泌液内の
131Iの濃度は分泌液量に逆比例していた;図2表4参11(著者抄録)