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J-GLOBAL ID:201602011075796659   整理番号:73A0379574

デキストラナーゼの歯あか沈着に及ぼす影響アカゲザルにおける観察

著者 (1件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 787-799  発行年: 1972年 
JST資料番号: F0790A  ISSN: 0300-9149  CODEN: KOGZA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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歯あか形成に重要な役割をなしている細菌性菌体外多糖類(95%デキストラン)分解酵素デキストラナーゼを食物中に混じてアカゲザルに与え,その歯あかの形成に及ぼす影響を追求した.〓の口びる面とほほ側面に付着した歯あかを0.1%塩基性フクシンで染色し,撮影し歯こう面積を評価した.歯あか形成は実験群が対照群に比して有意に(P<0.01)減少していた.実験7日目の歯あかを全歯から集めたその乾物量はやはり実験群が有意に減少していた.これより実験群と対照群の可溶性と不溶性の糖量はおのおの120μg,1,295.8μgおよび1,984.0μgと2,256.9μgであった.また可溶性および不溶性多糖画分の水解と酵素分解から,前者からグルコース,イソマルトース,後者からグルコース,イソマルトース,イソマルトトリオースが検出された:参36
引用文献 (36件):
  • 1) Røblla, G.: Adsorption of dextran to salivatreated hydroxyapatite. Arch. oral Biol. 16: 527, 1971.
  • 2) Gibbons, R. J. and Fitzgerald, R. J.: Dextran-induced agglutination of Streptococcus mutans, and its potential role in formation of microbial dental plaque. J. Bact. 98: 341, 1969.
  • 3) Wood, J. M. and Critchley, P.: The extracellular polysaccharide produced from sucrose by a cariogenic streptococcus. Arch. oral Biol 11: 1039, 1966.
  • 4) Dahlqvist, A., Krasse, B., Olson, J. and Gardell, S.: The polymerisation of dietary sugars by dental plaque. Caries Res. 2: 115, 1967.
  • 5) Gibbons, R. J. and Banghart, S. B.: Synthesis of extracellular dextran by cariogenic bacteria and its presence in human dental plaque. Arch. oral Biol. 12: 11, 1967.
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