抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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歯あか形成に重要な役割をなしている細菌性菌体外多糖類(95%デキストラン)分解酵素デキストラナーゼを食物中に混じてアカゲザルに与え,その歯あかの形成に及ぼす影響を追求した.〓の口びる面とほほ側面に付着した歯あかを0.1%塩基性フクシンで染色し,撮影し歯こう面積を評価した.歯あか形成は実験群が対照群に比して有意に(P<0.01)減少していた.実験7日目の歯あかを全歯から集めたその乾物量はやはり実験群が有意に減少していた.これより実験群と対照群の可溶性と不溶性の糖量はおのおの120μg,1,295.8μgおよび1,984.0μgと2,256.9μgであった.また可溶性および不溶性多糖画分の水解と酵素分解から,前者からグルコース,イソマルトース,後者からグルコース,イソマルトース,イソマルトトリオースが検出された:参36