抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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NovikoffならびにGoldfischerの方法に基き,モルモット骨髄標本を処理した後,ウラニル酢酸およびくえん酸鉛により染色し,標本中のチアミンピロホスファターゼ(TPP)活性を光学顕微鏡および電子顕微鏡により観察した.その結果,TPP活性は好塩基性か粒球のゴルジ体,好酸性か粒球およびそのゴルジ体,異染色性か粒球およびそのゴルジ体で認められた.しかし,その好塩基性か粒球ゴルジ体の酵素活性は他に比してはるかに弱いものであり,主として好酸性か粒球および異染色性か粒球中に強い活性が存在した.これは,NovikoffおよびGoldfisherの方法により検出した非特異的酸性ホスファターゼ活性の存在とよく一致するものである:参34