抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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普通血球と血しょうを分けるため,遠心分離を行うか,その血球部分には血しょうが残り誤差の原因となる.そこで血球中の
226Raの濃度を希釈法(または洗浄法)によって決定した.この決定方法を詳しく数式を使って説明し,またそれに伴う誤差を求めた.この結果
226Raの血球中濃度,Ccは血しょう中濃度,Cpに対してかなりの大きさをもっていることかわかった.静注5日後の6匹のイヌの平均では,Cc/Cp=0.205であった.1人のヒトについての研究ではCpはCcよりも急速に減少するので,Cc/Cpは時間とともに増大した.0.28日目でCc/Cp=0.1,8日目で0.6と増加した.また血球を洗浄するさいの損失が血球と洗浄液との濃度こう配の増加と関係があることから,
226Raの血球と血しょう間の移行は拡散過程であると一応考えた;図1表5参7(藤田 棯)