Penicillium charlesii G Smithの無細胞抽出液を用いて,ガラクトフラノース重合体であるガラクトカロロースの生合成について研究した。本物質の前駆体はUDP-グルコースとUDP-ガラクトピラノースであり.ガラクトフラノース基はヘキソース炭素鎖の開裂なしにグルコースから形成されることがわかった。F一またはZnムで重合を阻害するとUDP-αみガラクトフラノースが主として生成する。こ穏ま重合に有用であリピラノースヌクレオチドから形成される。こうしてヌクレオチドに結合している間にヘキソース基が新規な環の収縮を起こすような生合成経路が見出された;写図2表3参42