抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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著者が先に発表した非定常外部温度および定常内部温度の場合における1層壁の温度変化に対する数学的精密解を拡張して,任意の積層構成を有しかつ外周空気温度の任意の時間的変化のある場合の壁に対する温度変化を簡単な数学的表現を用いて求める方法を示した。この解法は一般に電子計算機を用いて行わねばならないが,その必要とする容量は小さく,かつ演算時間も短くて済むものであり,卓上計算機で充分な場合もある。今回は,平面平行な表面を有する1層および多層の壁における温度分布に対する差分方程式,仮想外温の算出,の各項について述べた;写図6参7