抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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最近有機化学の分野において反応機構解明のための方法として電子スピン共鳴と電子化学的手法とを組合せて用いることが多くなった。単なるラジカルの検出,ラジカル濃度の決定(反応速度論的研究むき)の他に,理論的に興味ある情報(分子軌道エネルギー,電子の遷移過程の動力学,系の遷移効果,構造),なかでもラジカルの分子構造に関する決定的な情報により,電子化学的な反応機構の解釈ができる。トリフェニルアミン,アミノベンゾニトリルの酸化または還元と二量体化,フタルイミドの環元など多数の解釈例を挙げて解説。ESRの原理,実験法についても記述;写図7参20