抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2.5日ニワトリはいにX線を部分照射し,せき柱翼区に欠損を生ぜしめた。その異常の特徴は羽毛の数列の欠損と無翼性であった。せき髄の部分的放射線損傷はせき柱翼区には影響をおよぼさない。しかし原節および皮膚節に生じた放射線損傷はせき柱翼区の羽毛を未分化のままにする。X線照射により上皮の分化は遅延するが,その最終的な組織構造には干渉しない。しかし外はい葉下の低密度間充織が密度の高い真皮に形質転換するのは阻害され,このため解放性の真皮は羽毛を形成し得なかった。X線は上皮間充織の高密度化のための何かのファクターに対する作用,またはその細胞の遺伝的変化により影響を与えるものであろう