抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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両極地方の雪氷試料を中性子放射化分析した結果と,冷凍濃縮して原子吸光分析した結果とを比較検討した。両方法とも検出限界は0.5ppbであるが,原子吸光法は中性子放射化法にくらべ統計的に10%低い値を示した。冷凍時にNa
+とけい酸塩鉱物中のNa成分が氷相中に吸蔵されるためと,原子炉用のポリエチレン試験管よりのNa
+の溶出との差によると考えられる。しかし冷凍濃縮原子吸光法は日常分析法として有効なことが証明された(原報)