抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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6-プロピル-2-チオウラシル(I)処置後の異なったタイプの心交感神経受容体の量的な差違を検討.フェニレフリン(II)の陽性変力作用の用駐反応曲線は有意にI処置後では左に移行.IIの低用量はフェントラミン,高用量はプロプラノロールで抑制された.Iを与えたラットではIIによる反応はフェントラミンでは著明に抑制されるが,プロプラノロールでは変化なし.II処置によりイソプロテレノールの反応曲線は右に移行.以上のことから,心筋にα-アドレナージック受容体が存在.IIの心刺激作用はα,β両アドレナージック受容体への直接効果による,II処置によりα-アドレナージック受容体を介する陽性変力作用は感受性高まるが,β-アドレナージック受容体に対しては感受性が低くなる:参25