抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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トロポニン標本(30~50mgたんぱく/ml)を6M尿素の存在でSE-Sephadex A-50カラムクロマトクラフィーにかけ0.1MNaCl,2mMNaHCO
3を含む6M尿素で溶出し,SDS,DTT付加後硫酸アンモニウム付加により生じた沈殿はトロポニンIIを含み,上澄はトロポニンAを含む.SE-Sephadexカラムを0.25MNaCl,2mMNaHCO
3を含む6M尿素で溶出した液からトロポニンIを得る.その産出量はトロポニン1gからトロポニンI,トロボニンII,トロポニンAはそれぞれ400mg,160mg,150mgである.トロポニンIIはアクチン,ミオシンの相互作用を阻害するがその作用はDS,トロポニンAにより回復される.このトロポニンAの作用は10
-7M以下のCa
2+により完全に失われるがトロポニンIの付加によりCa感受性を回復する:参9