抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大型タンカーが,シーバースに接岸する場合の船舶の衝撃力を明確にするために,現在か動中の2か所のシーバースにおいて,船舶接岸時の防けん材およびドルフィンの変位を測定し,吸収エネルギーを実測した。また,同時に接岸速度,接岸点,排水トン数などの諸量を調査し,現行計算法による計算による接岸エネルギーとの比較を試みた。その結果,以下のことが明らかになった。(1)船舶接岸速度は概ね6cm/secであり,10cm/secを越えるものは数例であった。(2)船舶は岸壁法線に直角に平行接岸することはほとんどなく,重心回りの回転運動を伴っている。(3)接岸エネルギー係数は多くの場合0.5以上である。(4)実測による接岸エネルギーは計算上の接岸エネルギーより大きくなる傾向がある;写図65表12参14