抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1969年3月と4月に黒海の23地点の種々の深度から採取した8~10lの水試料を孔径0.45μのろ膜でろ過採集した懸濁物質133試料について,表記の検討を行なった。全浮遊物の分布はソ連,ルーマニア,ブルガリアの主要河川からの砕せつ性けい酸塩粒子が主力を占め,アゾフ海からもかなりの影響が認められた。中性子放射化法でMn,Fe,Co,Hg,Sc,Zn,La,Sbを分析し,その分布の要因を検討した。Sc,La,Feの分布様式は砕せつ性けい酸塩の存在に主として関係し,Co,Sb,Hgはその他に深部における硫化物としての沈殿およびMnO
2との共沈,Znは主として硫化物沈殿によることを示した;写図8表5参12