抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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14CO
2からいろんな糖類が植物体内で生成され,移動されてゆくプロセスの中で糖の移動に温度がどのような関係をもつか明かにした。材料としてCucurbita melopepo torticollisの種子を用い,生育器で7日間発芽させ2万ルックスの光源,日中27°,夜間22°でおこなった。その後実生を取除きパーライトのみのところでこれまでの方法による栄養源を与える一方毎日16時間の照射を発芽後17日ほどおこない試料とした。この試料は葉身のみとし温度コントロールをおこなう。実験中
14CO
2の蓄積については必要な温度に達したならば
14CO
2ガスを60μキューリーほど投与する。
14Cの分析は試料をいくつかの部分に分割し微粉粋後既知の方法で抽出した後,クロマト分画しX線板法で
14Cラベル化合物の同定をおこなってから
14Cのカウント数を標準PPO/POPOP/トルエン/メタノールで測定する。その結果5°C以下あるいは55°C以上では移動はまったくみられなく,25~45°Cの間ではあまり変りのないこと,15°C以下ではかなり抑制されることが判明している(鷹野正)