抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
甘草根の新分画FM100抗胃液分泌活性をラットの種々の標本を用いて検討.FM100はエタノールと機械的刺激の局所投与によって起こる分泌を抑制するが,アセチルコリンの局所投与による分泌こう進にほとんど影響を与えなかった.FM100は幽門洞摘除ラットの胃液分泌を正常ラットと同程度に抑制したことから幽門洞粘膜におけるガストリン様活性に対しなんら効果を持たなかった.以上からFM100は粘膜受容体と迷走神経のアセチルコリン遊離の間の過程をしゃ断すると思われる.FM100は二相性作用をもち,アトロピン処置ラットにおいて,低用量では胃液分泌を刺激し,高用量では抑制を示した:参7