抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1970年5~7月に,東京都内各地で発生した手足口病(HFM病)患者からのウイルス分離を行なった.HFM病患児から採取したいん頭ぬぐい液とふん便を用い,ウイルス分離は乳のみマウスと,FL,HeLa,Hep2の培養細胞を用いて行なった.保育園ないし幼稚園児39症例中16症例からコクサッキー型ウイルス16を検出した.検体種別にみるといん頭ぬぐい液では21検体中5検体から,ふん便で33は検体中17検体からCA 16が検出された.一方細胞培養試験では上記19症例中3症例からそれぞれコクサッキーB群ウイルス型3,同型4,アデノウイルス型6が検出された.今回の流行の主病因はコクサッキーA群ウイルス型16と考える:参17