抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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血中および尿中の線維素溶解(FL)に対するアスコルピン酸(VC)の影響を検討.慢性じん炎26例,血液疾患16例,本態性高血圧6例を用いた.VC100~400mg/日ではどの疾患でもI活性阻害はみられなかったが,500~1,000mg/日投与後一週間で阻害が観察された.いくつかの例で尿中賦活体がVC投与で阻止されたが,血中のFLとは平行しなかった.1,000mg/日のVC投与は血中および尿中のFLを阻止するだけでなく,臨床症状の改善,尿量の増大,尿中たんぱく質の消失および尿沈渣からの赤血球の消失などの効果をもたらした.特にFL阻止は慢性じん炎に著明な効果があり,血液疾患にはなかった:参24