抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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アントラニル酸と4-クロル-1.3-ジニトロベンゼンら2′.4′-ジニトロジフェニルアミン-カルボン酸-(2)を作り,これをPCl5およびAlCl3により閉環して2.4-ジニトロアクリドンとした後冷氷酢酸巾で塩化第一すずで還元して2.4-ジアミノアクリドン(IV)を作りJourd-an化合物と比較した.閉環前の化合物を低温で還元した場合にきたすずとの複塩を水と加熱するとアルカリに不溶性の融点219~221°の物質を得てJourdan化合物ををすることを認めた.IVをテトラゾ化した場合NH
2基1つがジアゾ化し,4-アミノアクリドンにHNO
2,を作用場合アクリドンジアゾールの生成することにより4位のアミノ基はジアゾ化きれにくいことを認めた.Jourdan化合物,IVなどにナフトール類をカップリンゲせしめてモノアゾ染料を作りその色調,堅ろう度を比較した結果,Jourdan化合物と2.4-ジアミノアクリドンとほあきらかに異なり,前者がら得た酸性染料は赤褐色ないし紫色系統で耐光性はすぐれているまたナフトールAs類を下漬剤として染色すると主に紫色系統で耐光にすぐれている.IVからは褐色系の酸性染料を得たが,Jourdan化合物からの染料に比較して耐光性はやや劣っている.