抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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摩擦圧接の接合機構が固相接合か溶融接合かが明確でない.この解決の手掛りとして各種材料の組合わせによる摩擦面の到達温度の推定,接合部ミクロ組織観察から摩擦面に発生している現象について考察している.炭素鋼の場合摩擦面の到達温度は1250~1310°Cで母材の融点1480°Cには達しない.これはミクロ組織とよく一致する.炭素鋼-チタンの接合部には局部的に半溶融によって生成したらしい滴型Fe-Ti合金がみられ,到達温度はその共晶温度1085°Cに近い.これらは摩擦面における半溶融が加熱過程で全面に起るというより局部的現象と推定される.他に炭素鋼-アルミニウム,銅-マグネシウム合金,銅-アルミニウム,銅-ニッケルの組合わせについても行なっている:参16