抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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移動無線などの移動局側に設けるアンテナの指向性は水平方向に最大の放射が得られることが望ましい。自動車などに設ける垂直ダイポールアンテナの指向性は,その屋根の影響によって一般に斜め上方に向く。これを水平にするためにはアンテナ高を高くし,車体から離す必要がある。しかし,水平方向を向けることが絶対必要な条件ではなく.むしろ最大値に対する水平方向の強さあるいは指向性全体を知ることのほうが通信回線設計の上で望ましいことであると考えられる。ここではこのようなアンテナ系を部分球面上に置いたダィポールアンテナ系でモデル化し,その指向性を近似計算法によって求め,その特性を明らかにした。ここで用いた指向性の近似計算法は従来の起電流法を拡張し.波源で直接励振されない部分があるような場合にもきわめてよい近似が得られる解法を与え,これを実験的に確かめ計算結果が十分信頼し得ることを明らかにした。また.誘電体あるいは磁生体を被覆することによって指向性がどのように変化するかも検討しその特長を示した;写図10参8