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J-GLOBAL ID:201602011884197898   整理番号:71A0403242

かんきつのカロチノイドI TLCによるカロチノイドグループの系統的な分離法

著者 (2件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 147-154  発行年: 1971年 
JST資料番号: F0895A  ISSN: 0029-0394  CODEN: NSKGAX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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カロチノイドを,TLCを応用してその分子内の水酸基,エポキシドの数によって系統的に分離する方法を検討.温州ミカンの果皮を試料として全カロチノイドのエーテル溶液をつくり,けいそう土-アルミナ(1:1)を吸着剤とし,石油エーテル-メタノール-アセトン(110:2:5)展開剤を用いて,暗所で20~30分間展開し.9グループに分離同定した.TLCによる定量を行なう際の回収率は95%以上で,定量用として使用できる方法といえる.特定カロチノイドグループを量的に短時間で得る目的で,カラムによる分離法とTLCとを比較検討した.カラム法では各フラクションの分離が悪いが,回収率は95,5%で,それほど悪くなかった:参23
引用文献 (23件):
  • 1) CURL, A.L.: J. Agr. Food Chem., 1, 456 (1953).
  • 2) CURL, A.L. and BAILEY, G.F: J. Agr. Food Chem., 2, 685 (1954).
  • 3) YOKOYAMA, H. and VENDERCOOK, C.E.: J. Food Sci., 32, 42 (1967).
  • 4) BOLLIGER, H.R.: Dünnschichtschromatographie, p. 217, Springer, Heiderberg. (1962).
  • 5) STAHL, E., BOLLIGER, H.R. and LEHNERT, L.: Carotine and Carotinoid. vol. 9, p. 129, Steinkopff, Darmstadt, (1963).
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