抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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カロチノイドを,TLCを応用してその分子内の水酸基,エポキシドの数によって系統的に分離する方法を検討.温州ミカンの果皮を試料として全カロチノイドのエーテル溶液をつくり,けいそう土-アルミナ(1:1)を吸着剤とし,石油エーテル-メタノール-アセトン(110:2:5)展開剤を用いて,暗所で20~30分間展開し.9グループに分離同定した.TLCによる定量を行なう際の回収率は95%以上で,定量用として使用できる方法といえる.特定カロチノイドグループを量的に短時間で得る目的で,カラムによる分離法とTLCとを比較検討した.カラム法では各フラクションの分離が悪いが,回収率は95,5%で,それほど悪くなかった:参23