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J-GLOBAL ID：201602011888620582   整理番号：71A0358395

ヒトの染色体構成と染色体の放射線感受性

Chromosome constitution and its bearing on the chromosomal radiosensitivity in man.

著者 (3件)： SASAKI M S ,  TONOMURA A ,  MATSUBARA S
資料名： Mutat Res  (Mutation Research)
巻： 10  号： 6  ページ： 617-633  発行年： 1970年 
JST資料番号： C0520A  ISSN： 0027-5107  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 染色体構成の異常な患者の血液にガンマ線を照射し,リンパ球で染色体異常の型とひん度を調べた。染色体全部または一部でトリソミックな細胞は正常核型の細胞よりも染色体の放射線感受性がつねに高かった。ひん度の増加は交換型異常によるものであり,欠失ひん度は染色体構成の影響をうけなかった。トリソミック細胞で染色体の放射線感受性が増加するのは,交換型異常生成に関して酵素活性が変化するためと考えられる。がんに特にかかり易いトリソミック細胞が染色体の傷害を正しく回復しないことは,がんの発達に重要な役割を演じているのかもしれない

シソーラス用語： ガンマ線 ,  ヒト ,  リンパ球 ,  染色体 ,  放射線感受性
準シソーラス用語： 放射線傷害

タイトルに関連する用語 (3件)： ヒトの染色体 ,  染色体 ,  放射線感受性