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J-GLOBAL ID:201602011894329768   整理番号:72A0375266

ウシ鼻表皮抽出液中のチロシナーゼ阻害物質の性状

著者 (1件):
資料名:
巻: 34  号: 11  ページ: 1062-1071  発行年: 1971年 
JST資料番号: F0979B  ISSN: 0368-5810  CODEN: KIZAAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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ウシ鼻表皮の0.1Mりん酸緩衝液(pH6.8)の抽出液中にin vitroでキノコチロシナーゼを阻害する物質の存在を確認しその性質を検討した.木物質はウシ鼻表皮白色部分に多量に存在し三塩化酢酸で沈殿し熱には比較的不安定で,100°C,15~45分で約50%,60分の加熱で100%失活する.チロシナーゼへの阻害様式は非きっ抗的阻害を示す.Sephadex G-25のゲルろ過では第II番目の分画に出現しSH基を含有している.P-クロルメルクリ安息香酸塩により阻害効果を失い,放置により失活した本物質にはSH基は検出されない.キノコチロシナーゼの電気泳動においてポリマーであるバントを本物質が消失させる.本物質はウシ鼻表皮のメラノサイト内のチロシナーゼ阻害物質であり皮層の着色度決定因子であるか否かは明らかではない:参14

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