抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ペントバルビタール麻酔イヌを使用し,イソプロテレノール(ISP),エビ不ブリン(EP)およびノルエピネフリン(NE)がその血行動態に及ぼす効果を検討.上記アミンを0.1あるいは0.8μg/kg急速静注を行なうと,心拍数はEPおよびNEの同一量で同程度に増加し,ISPでより増加した.大動脈圧ばIPで減少し,EPおよびNEでは収縮期圧は同様に増加したが,大動脈血流量は3者間に有意差がなかった.(dp/dt)/IITには0.1μg/kgでISPがEPおよびNEより増加した.外的工率はISPで減少,EPおよびNEで増加.全末梢血管抵抗はISP,EP0.1μg/kgで減少し,EP0.8μg/kg,NEで増加した.NE0.8μg/kg/分の持続注入では,大動脈圧は投与後急速に上昇し,3~5分で最高値に達し,15~20分で対照値近くに急下降した後徐々に下降した.大動脈血流量および(dp/dt)/IITもそれに並行して増加後,緩徐に減少し続けた.全末梢血管抵抗は大動脈圧に並行して上昇下降したが,ふたたび徐々に増加した.せぎ髄イヌではこの現象は認められなかった.カテコールアミンに対する耐性という現象には自律神経反射が関与していることが示唆された:参38