抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ラット腹水肝がんAH-130を用いて,その細胞表面物質(CSS)の抗原性および抗CSS液抗血清のがん細胞に対する作用を検討した.(1)AH-130がん細胞浮遊液を振とうすることによってCSSを遊離させ,その上清濃縮液(CSS液)を得た.このCSS液は総たんぱく質量1.5~2.0g/dl,総脂質はりん脂質を主とし,比較的強い抗原性を有した.(2)このCSS液はがん細胞内成分や腹水成分とは異なった物質(CSS)を多量に含むことが免疫学的に証明された.(3)抗CSS液抗血清はAH-130がんに対して抗しゅよう移植性を示し,in vitroでAH-130がん細胞に対してかなりの細胞毒活性を示した:参22