抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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写真層中の潜像形成と黒化の過程を解析した。写真層の黒化を数式で表現したゲルツの理論にもとづき,写真の黒化濃度の対数が露光量の対数に比例する関係を前提とし,この比例定数を核秩序数と名づけた。この定数は感光材料の感度によって1~4の値をとるが,これは潜像形成が4段階から成っていることに対応し,4のものは4段階の反応を経なければ現像可能にならない。後露光などの後処理をするとこの値は1となる。この値から感光の過程を推察することができる;写図30参34