抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ラドンがある種の有機溶媒に溶けることを利用して,トルエンを溶媒とした液体シンチレータに直接吸収させ測定する方法を考えた。この方法は特に水中のラドンを抽出する場合に便利であり,従来の方法に較べて次のような利点をもつ。1.操作および測定が非常に簡単である。2.多くの試料を作ることとその保存が容易である。3.極低レベルから高レベルまで汚染のおそれなく測定できること。4.絶対測定が可能なこと,エネルギー分析が可能なこと。欠点としては,バックグラウンドが他の種類のα線カウンタに較べて高いこと,クェンチング効果が個個の試料について異ること,などである。このため,測定の限界はは10
-12Rn/sampleと考えられる。この報告では,原理的な方法とその応用例について述べた;図6 参5