抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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交流系の短絡容量(W
s)と直流系容量(P
do)の比が比較的小さい場合に発生する不安定現象(この現象を交流電圧安定度と呼ぶ)について以下の事項を検討した。(1)不安定現象の発生機構の解明,(2)交流電圧安定限界(直流系容量に対する交流系短絡容量の割合W
s/P
do)。主な結果はつぎのとうり(1)逆変換器の不安定現象はその制御方式により異なり,余裕角制御は無制御より安定領域を狭める方向.定電圧制御は安定領域を広める方向となるが転流失敗に落込み易くなる.(2)順変換器の不安定現象は高調波成分の増加による高調波振動によるものである,(3)順変換器側の安定限界(W
s/P
d)はほぼ2であり.系統インピーダンス,制御系の時定数の影響をほとんど受けない。逆変換器側の安定限界は順変換器側に比して大きく2.2~3,8であり,これは系統インピーダンス,制御系の時定数などの影響を受ける;写図30参1