抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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初期過程におけるHO
2ラジカルの生成・消失の動態をESR-迅速混合流通法により,いろいろの条件で検討し,その生成機構を考察.いろいろのpHで,かつ,有機配位子あるいは金属イオンの共存下,それぞれ追跡し,かなり安定なラジカル種であるとの知見を得た.たとえば,Ti
3+-H
2O
2あるいはFe
2+-H
2O
2系で生成するラジカル種は,VO
2+の添加により「スカベンジ」され,基質として加えたアスコルビン酸は,遊離のHOあるいはHO
2ラジカルと反応すると推定:参16