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J-GLOBAL ID:201602012080037517   整理番号:70A0355441

エネルギーに比例した波高分布の測定からのLETスペクトルの決定I空どう中の飛跡長の分布

The determination of LET spectra from energy-proportional pulse-height measurements.I.Track-length distributions in cavities.
著者 (5件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 1-14  発行年: 1970年 
JST資料番号: B0373A  ISSN: 0017-9078  CODEN: HLTPA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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一定の条件下でエネルギーに比例するパルス波高が得られる装置により測定した波高分布は装置の有効体積内の荷電粒子の飛跡の長さとそのLETに依存する。LETスペクトルは吸収線量評価の上で重要ではあるがこれを決定することは難かしい。保健物理的な目的に使用されるような実用的なLETスペクトルを観測されたパルス波高分布よりモンテカルロ計算により決定する方法について研究した。この方法は2部にわかれその第1部として種々の形の空どう中の荷電粒子の飛跡り長さの分布の計算法について述べる。凸面の空どうを等方的に横切る弦の平均長はCauchyによって示されている。そしてその分布は特定の形状例えば球・無限平板・無限円筒ならば解析的に求めることができる。しかし一般的な,有限長の円筒の場合は求められぬので高さと直径の比が異なる幾つかの例についてもモンテカルロ法により計算した。この計算ではある入射位置,ある入射角をとる確率とその時の弦の長さを150000飛跡について求め,弦の長さに対応するビンに記録した。この結果高さと直径の比が小さい円板状の円筒では.高さより飛跡が長い場合は少いが,両者の比が大きくなり0.5になると,高さと直径に相当する長さの飛跡の数が大きくなり,この2つのピークは両者の比が1に近ずくに従い接近する,などがわかった。この計算の結果をSchwedとRayの計算結果ならびにWilsonとEmeryの結果と比較した。両者の結果は全く同じではないが,弦の長さの小さい部分ではこの計算結果は前者と一致し,また弦が長い部分では両者共良く一致していた。この計算法では吸収体や空どう内の線源の影響を考慮していないが,実用上表記の問題の一般的な解を与える方法と考えられた(黒沢りゅう平)
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