抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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金属錯塩染料は羊毛やナイロンの堅ろう染色用に重要であるが,その原理は古くから知られているアリザリンレッドなどの金属媒染と同様に,金属と有機化合物の金属錯塩形成反応に基づいている。この反応は,両者が近接できて,しかも電子論的に安定な5員環もしくは6員環が得られるような条件で進行するが,金属としては,鉄,コバルト,ニッケル,クロム,銅などの反応性が秀れている。金属錯塩染料としては,〓-位にOHやNH
2をもつアゾ染料を染料母体とし,金属としてクロムを含むものが代表的であるが,ほかにも種類は多い。金属1個に結合する母体数により分類されている;写図7