抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
視床下部細胞および脳下垂体細胞のメチオニンー
35S,プロプリンー
3H,アルギニン
3H,システインー
14C,メチオニンー
3H。およびSO
4Na
2-
35S等のとり込みに関する報告は数多く見られるが,著者はD一グルコースー6-
3Hを利用し,20gの雄マウスを一群は8日間水の摂取を制限し,対照の正常飼育群とのグルコース-6-
3Hのとり込みの相異について検討した。D一グルコース-
3H注射後1/4,1/2,1,6および24時間後,脳および脳下垂体をとり出しヒストオートラジオグラフィーにかけた。その結果,視床下部細胞においては,グルコースのとり込みは両群とも1時間後最高値を示した。この場合水制限群のとり込み絶対量は正常群よりはるかに多かった。また両群とも6時間以降は24時間までほとんど変りない値であった。ついで脳下垂体におけるとり込みは,水制限群においては1時間後に急激に上昇し,以後24時間に至るまで漸増の傾向にあった。しかし正常食群では6時間後までとり込み量は増加,以後減少を示していた(野中修)