抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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臓器移植における拒絶反応の早期診断による,拒絶反応の抑制ないし遷延を目的として,雑種成犬を用い同種肺移植実験を行ない,無処置群(I),術後イムラン+ブレドニンを投与した群(II)および,抗イヌリンパ節細胞ヒツジ血清を投与した群(III)の3群に分け,血中免疫グロブリン牡にγMおよびγGの変動を微量免疫電気泳動法およびけい光抗体法を用いて観察し,これと移植肺の組織学的所見の対比を試みたところ,Iでは拒絶反応発現と同時に血清γMが消失するものが多かった.一方,γGの変動は,いずれの群においても特記すべきことはなかった.さらに,IIおよびIIIにおいて,移植肺の組織学的所見において拒絶反応がIに比して抑制されており,一方抗体産生の抑制のγM消退がみられた:参48