抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ウサギのすい管上皮にはこれを被うアルシアンブルー陽性,アルシアンブルー-PASですみれ色に染まる被覆層があり,また同様の染色態度を示す胚細胞が上皮配列間に介在している.ウサギすい管内に低圧で少量の胆汁やトリプシンを注入してもこれらのすい管上皮被覆層や肝細胞には変化がみられず,すい実質の変化もきわめて軽微であるが,これらにβ-グルクロニダーゼを併用すると激しいすい炎を発生した.胆汁とβ-グルクロニダーゼの併用によるすい炎はすい管上皮の破綻と関係があり,トリプシンとβ-グルクロニダーゼの併用によるすい炎ではすい管の変化は軽度であるが,すい臓は充血が強く,実質障害も著しかった:参19