抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1969年11月にミュンヘンで開催された,新しい技術の未来予測に関する国際シンポジウム“システム69”で,現在の建築界はまだ石器時代のレベルにあり,使っている技術はエジプト時代の域を出ず,工法もピラミッドの建設に用いられたものと同じであるとの説が述べられた。このような批評に対して現代の建設業を,生産性,工業化のレベル,部材の標準化,規格化,建築材料の発達,技術,施工実例などの面から再評価し,必ずしも現在の状態を過小評価すべきでないことを示す