抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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尿路感染症の起炎菌は未治療群と既治療群とに分けてみると,その検出頻度は多少異なるが,大腸菌,クレブシェラ,緑のう菌および変形菌などのグラム陰性桿菌が大部分で,わずかではあるがグラム陽性球菌としては黄色ぶどう球菌であった.グラム陰性桿菌群に対しGM,KM,CL,NA,CER,標記薬物(CEX)などが最も効果が期待でき,TC,CPは余り期待できず,SXは無効であった.CEXのディスク感受性を菌種別にみると,大腸菌73%,クレブシェラ50%,エロゲネス50%と大腸菌属に対しては50%以上の効果を期待できたが,変形菌に対しては余り期待されず,緑のう菌に対してはまったく無効であった.疾患別治療効果は,急性型に著効を発揮し,慢性型にはかなり効果が落ちた:参7