抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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吉田肉しゅ,AH66F,AH109A,AH13,DBLA-1の5種の実験しゅようを用いて担がんラットの亜鉛代謝異常を知るため原于吸光分光光度計で血清亜鉛値を測定した.正常ラットは体重,雌雄間の差がなく平均値は1.057±0.150ppmであった.用いた実験がんではじめの4種は腹こう内移植は,移植初期に軽度の上昇,末期に著しく下降し,DBLA-1静脈内移植は初期~中期に軽度の上昇,末期に軽度の下降を見,いずれも末期に血清亜鉛値の低下を見た.またしゅよう移植ラットの血清亜鉛値の低下は制がん剤のミトマイシンC,クロモマイシンA3,シクロホスファミドーフルオルウラシルの投与により抑制された.以上から担がんラットの血清亜鉛値の低下の原因ががん細胞にある可能性を示した:参52