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J-GLOBAL ID:201602012242901458   整理番号:72A0380781

スルホベンジルペニシリンの外科領域における基礎的臨床的検討

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資料名:
巻: 19  号:ページ: 999-1004  発行年: 1971年 
JST資料番号: F0608A  ISSN: 0009-3165  CODEN: NKRZAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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スルホベンジルペニシリン(SB-PC)について血中濃度,尿中排せつ,胆汁内濃度,抗菌活性,臨床効果などを検討した結果,本剤500mg筋注後血中濃度最高値は1時問目で平均9.2mcg/mlであった.6時間目の尿中排せつ率は平均87.4%であった.ウサギ胆汁中濃度は血中の約20倍高かった.抗菌力は黄色ぶどう球菌,大腸菌,変形菌に対して12.5mcg/ml以下の感受性株がそれぞれ93,47,71%で肺炎悍菌では200mcg/ml以上の高度耐性株であった.緑のう菌では50mcg/以下の感受性株は45%であった.臨床的には外科的感染症患者16例中有効11例,無効2例,不明3例で副作用としてはとう痛を訴えた例以外は認められなかった.
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