抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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38~50°N,6~30°Eの南ヨーロッパ上の高気圧活動を,Radinovic(1965年)の同地域の低気圧活動と比較し,気圧分布と地形との間に存在する関係を求めるために調べた。緯度・経度1度ごとの区域上の高・低気圧の数と地形高度z
0のラプラシアン(Δz
0)の間に非常に密接な関連があることを示した。この関係は,地形の凹状・凸状によって現われる実際の大気分の垂直運動によるものである。Δz
0のために生じた垂直速度成分は風速の大きさのみに関係し方向には無関係であることを結論した。Δz
0はその場所が低気圧形成か高気圧形成かを定める最も重要な因子であるといえる;写図14参4