抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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非イオン界面活性剤-水-油三成分系の相平衡の温度変化と分散型の温度変化を測定した.この結果と従来より知られている非イオン界面活性剤の基礎的観測結果を総合的に考察して,非イオン界面活性剤による油および水の溶解作用,溶解状態,乳化作用を統一的に解明した.非イオン界面唐性剤溶液の性質の温度変化より非イオン界面活性剤の親水基が増減した場合の様子も明瞭にわかる,その結果,水と油を能率よく溶解きせるにはどの位の温度が適当であるか,温度が決められている場合はどの位の親水基鎖長をもった界面活性剤が適当であるかの指針が得られた,また水,油,界面活性剤の三相領域がはじめて研究され,転相温度乳化法が開発された:参14