抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ラット子宮筋およびモルモット回腸縦筋のアセチルコリンと高濃度Kのどちらかによる収縮に対する,La
3+の阻害効果を調べた。子宮筋では,K
+誘導の収縮はアセチルコリンによるそれよりも1/100の濃度のLa
3+で阻害され,La
3+に接触後にはアセチルコリンに対する反応性はK
+に対する反応性より非常に早く回復した。La
3+または非放射性Caは,
45Caの組織スペースを減少させ,あらかじめCa
2+フリー培養液で洗った子宮筋から
45Caの流出を増加させた。この
45Ca流出はEDTAによっても維持できた。これらのことから,La
3+は細胞表面からCa
2+を置換し,組織でのCa
2+摂取を妨げることがわかった